本のあらすじ
今日ご紹介する本はこちら。
Over in the meadow / John Langstaff
おすすめ度:★★★★★
日本語では、「おおきなのはら」と訳されているようです。
まずは文句なしに美しい絵にまず惹き込まれました。こんな美しい絵本をたっぷり読んであげたいなぁ。
歌詞はこんな感じです。田舎の風景らしいほのぼのとしたメロディーも歌詞と調和していてとっても良いです。
Over in the meadow in the sand in the sun
Lived an old mother turtle and her little turtle one.
“Dig” said the mother. “I dig” said the one,
So they dug all day in the sand in the sun.
(野原の向こう、お日様が照る砂浜に
お母さんカメとそのカメの子一匹が住んでいた
「掘って」とお母さん。「うん、掘るよ」と子ガメ
そしてお日様が照る砂浜で一日中掘っていた)
おすすめの理由
絵の美しさはさることながら、英語学習の観点でもものすごく優れた作品です。
1.数字を覚えられる
1番から10番まである歌なのですが、生き物の数が1匹から10匹まで順番に増えていきます。もちろん絵の中の生き物の数もきちんと増えていきます。
2.繰り返しが多い
繰り返しが多い絵本を小さな子供は好むことが多いですが、この絵本は歌なので1番から10番まで繰り返すことになります。
生き物の名前、動詞、場所、数が入れ替わるだけで、他の部分は全く同じ。
歌っていくと語彙がどんどん増えていきます。
3.動詞の原型と過去形を学べる
歌の中に動詞の原型と過去形が出てきます。
これが一番すごいと思っています。
こんなに自然に動詞の原型と過去形が並んでいる歌なんて初めて!
Dig → Dug
なんて、私はお勉強して覚えたのですが、歌で自然に覚えられます。
楽しく歌えてとってもおすすめの一冊のご紹介でした!