この記事では、動画配信サービスで60作品以上をおうち英語で視聴してきた筆者たちが、
について解説します!

元世界一周バックパッカーのTOEIC900越え夫婦。
絵本所有2000冊超。年間読書数100冊超。海外渡航80ヵ国超。
100以上の事例を徹底リサーチして「おうち英語」スタート。開始数ヶ月で発語し、着実にバイリンガルに育ちつつある二人娘と、英語のある生活を楽しんでいます♪
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Apple TV+(アップルTVプラス)の特徴

Apple TV+は、Appleが提供するサブスクリプション型の動画配信サービスで、2019年11月に開始された比較的新しいサービスです。
一つの特徴としては、「Appleオリジナルのコンテンツ」が数多く制作されていてる点で、おうち英語に適した作品も多くあります。

また、他のサービス同様にスマートフォンや、Webブラウザなど幅広いデバイスで視聴できます。
視聴できるコンテンツ

Apple TV+では、人気のある作品には以下のようなものがありますが、スポーツ配信:MLS(メジャーリーグサッカー)、MLB(メジャーリーグベースボール)の試合も視聴できるのが特徴的です。
• ドラマシリーズ:「テッド・ラッソ」、「モーニングショー」、「シー」(SEE)など
• 映画:「フィンチ」、「コーダ あいのうた」(アカデミー賞受賞作品)など
• ドキュメンタリー:「ザ・ビースト・ウィズイン」、「プレネット」など
• アニメーション:「スヌーピーと仲間たちの新作」など
料金と無料体験

Apple TV+の月額料金は900円(税込)ですが、Appleの他のサービス(Apple Music、Apple Arcade、iCloud+)と組み合わせた「Apple One」というプランも提供されていて、月額1,200円(税込)から利用できます。
また、7日間の無料トライアルの他、対象のApple製デバイスを購入すると3か月間の無料体験が可能ですので、まずは無料で試すことができます。
Apple TV+をおうち英語に活用するメリット

Apple TV+のオリジナル作品には、クオリティの高い子ども向けの作品が多く、安心して子どもに見せることができます。
さらに「世界の名作絵本を元にしたアニメ作品」も数多く制作されていて、おうち英語に使える作品が多いのも特徴です。
また、動画配信サービスの中には広告が入るものもありますが、Apple TV+は広告がないので子供の視聴にも適しています。
おうち英語にオススメの作品【10選】

ここからは、私たちがApple TV+を実際におうち英語で使ってみて、オススメできる作品10選を紹介します。
対象年齢が低めの作品から順に紹介していきますので、参考にしてみてください。

選んでみて再認識しましたが、Apple TV+には名作絵本が原作の作品がやっぱり多いです!
1. Sago Mini Friends(サゴ・ミニ・フレンズ)


「サゴ・ミニ・フレンズ」この作品は、知育アプリ「Sago Mini World」を原作としたアニメシリーズです。
主人公の犬のハーヴィーとその仲間たちが協力しながら、さまざまな課題を解決していく様子を描いています。



カラフルでかわいらしい動物キャラクターたちを、ポップなイラストで描いているので、小さなお子さんでも楽しみやすい作品です。
2. Duck & Goose(ダック&グース)


「ダック&グース」は、タッド・ヒルズの人気絵本『Duck & Goose』シリーズをもとにしたアニメです。
性格が正反対の二羽の鳥が、時に衝突しながら友情を深めていくお話で、小さなお子さんでも親しみやすい内容になっています。



原作絵本の「シンプルで温かみのあるストーリー」や「カラフルで優しいイラスト」が、アニメでもうまく再現されています。
3. Pretzel and the Puppies(プレッツェルと子犬たち)


「プレッツェルと子犬たち」は、世界一長い体を持つダックスフンドと、その子犬たちの楽しい日常を描いた作品です。
原作は『おさるのジョージ』の作者として知られるマーガレット・レイ(Margret Rey)とH.A.レイ(H.A. Rey)夫妻が手掛けた絵本シリーズ『Pretzel』です



子犬たちが主役なので、幼児期からでも見せやすい作品です。
4. Helpsters(ヘルプスターズ)


『Helpsters(ヘルプスターズ)』は、『セサミストリート』の制作陣による教育番組で、毎回のお話ではさまざまな問題を解決していきます。
このアニメを通して「プログラミング的思考」や「ロジカルシンキング」を自然に学べるよう工夫されているのが特徴です。



人形を使った実写の作品なので、小さな子供にも分かりやすい内容になっています。
5. Interrupting Chicken(インタラプティング・チキン)


「インタラプティング・チキン」は、デビッド・エズラ・スタインの名作絵本『Interrupting Chicken』が原作のアニメです。
このアニメでは、原作と同じく「お話を聞くのが大好きな主人公が、話の途中で口を挟んでしまい、物語が思わぬ方向に進んでしまう」という面白いストーリーが展開されていきます。



主人公がお話を作り変えていく様子が音楽と共に描かれ、原作を読むのが難しいお子さんでも楽しみやすくなっています。
6. The Snoopy Show(スヌーピー・ショー)


「スヌーピー・ショー」は、チャールズ・M・シュルツの『ピーナッツ』が原作の、新作アニメシリーズ。
新作ではありますが、キャラクターやアニメの雰囲気などはオリジナルと大きく変わらないので、小さなお子さんでも楽しめる内容になっています。
7. Eva the Owlet(エヴァ・ザ・アウレット)


「エヴァ・ザ・アウレット」は、レベッカ・エリオットの絵本「Owl Diaries」シリーズが原作のアニメです。
日記を書くことが大好きなフクロウの女の子の、学校生活や友達との関係が描かれているので、子どもたちが共感しやすいストーリーになっています。



小学校低学年ぐらいからが視聴しやすいと思います。
8. Frog and Toad(フロッグ&トード)


「フロッグ&トード」は、アーノルド・ローベルの名作絵本『ふたりはともだち』シリーズ(原題: Frog and Toad)を原作としたアニメです。
カエルのフロッグとヒキガエルのトードが、日常の中で助け合いながら過ごすエピソードが描かれていて、原作は1970年代から長く愛され続けている作品です。



原作の語り口とクラシカルな音楽が活された、優しい雰囲気のある作品です。
9. Shape Island(シェイプアイランド)


「シェイプアイランド」は、マック・バーネットとジョン・クラッセンによる人気絵本シリーズ「サンカクさん」(原題: Triangle, Square, Circle)が原作のアニメ。
3Dで再現された三角・四角・円のキャラクターが、原作同様にユーモアたっぷりのやり取りをする様子が描かれています。



英語で「行間を読んだり」、「ユーモアを理解」したりする力が必要になるので、少し難しめです。
10. Stillwater(スティルウォーター)


『Stillwater(スティルウォーター)』は、ジョン・J・ミュースの児童書『Zen Shorts』を原作としたアニメ。
主人公は「禅の哲学を持つ賢いパンダ」で、隣に住む3人兄弟に人生の大切な教訓を伝えていく、というユニークなお話です。



心の内面や哲学的な概念が多く出てくるので、内容的には少し難しめです。
Apple TV+でおうち英語を効果的に進めるコツ


① 字幕を活用する
大人の英語学習では、「英語音声+英語字幕」で視聴して、慣れてきたら「字幕なし」にすることが多いと思います。
ですが、幼児期から小学生ぐらいまでの英語育児の場合は、初めから「英語音声+字幕なし」に設定した方が効果的です。



小さい子供は「英語を音で覚えます」ので、字幕は不要です。






②短いエピソードから始める


英語の動画に慣れるまでは、5〜15分の短い作品から始めると、集中力が続きやすく、飽きずに続けられるのでオススメです。
その点でも、アップルTVプラスで提供されている子供向けの番組は1話15分程度のものも多くあるので、利用しやすいです。
まとめ


Apple TV+の利用者はまだ少ないと思いますが、実はおうち英語にピッタリのサービスです。
特に「名作絵本を元にした作品」が多く揃っているので、安心して子供に見せることができます。
また、「親も一緒に視聴する」というのも効果的ですので、時間があるときは「お子さんと一緒に英語に触れる時間」をぜひ楽しんでみてください。

