この記事では、
・「英語の動画」を子どもに見せる方法を知りたい
・オススメの動画が知りたい
・幼少期から動画を見せていいのか不安
など、英語育児で「動画」を始めようと考えている方のために、
- 失敗しない「英語の動画」の見せ方
- 動画を見せる際の注意点
- オススメの英語動画コンテンツ&動画配信サービス
について、できるだけシンプルに分かりやすく解説していきます。

二人娘とおうち英語に取り組む、元世界バックパッカー夫婦。
📚日英絵本2000冊所有、図書館好き
🌎TOEIC900超、海外渡航80カ国超
📖年間読書100冊、育児書150冊読破
🧒🏻👧🏻娘(6y4y)プリインターDWEなし
100以上の事例を元に「おうち英語」スタート。開始数ヶ月で発語し、5歳で「ネイティブ小3レベル」のリーディング力に。二人とも着実にバイリンガルに育ちつつあります。

はじめに

始めに「英語の動画を見せる」と言っても、イメージが湧かないという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、まずは実際に「英語の動画」を見てみましょう。

みなさんもご存知の童謡、「Twinkle Twinkle Little Star」です。
お子さんが近くにいる場合は一緒に見て、反応をみても良いかもしれません。
いかがだったでしょうか?
やることは、基本的にこのような動画を子どもに見せるだけです。



次に「何の動画を(what)、いつ見せれば良いか(when)」について解説します!
「英語の動画」進め方のガイドライン


下の表は、おうち英語を始めてから終わるまでの流れを単純化したロードマップです。
この例は「2〜3歳でおうち英語を始めた場合」のものになりますが、「英語の動画」の行を見てみてください。


動画を見せ始めるのは「1〜2歳以降」を推奨


まず、見せ始める時期は「1〜2歳以降」にすることをオススメします。
これはご家庭の方針によって変えても良いポイントではありますが、「子どもの集中力」「成長への悪影響」の2つの理由があります。
アメリカ小児科学会(American Academy of Pediatrics:AAP), 2016年にガイドライン改定
- 2~5歳のスクリーンタイムは1時間まで
- 2歳未満は0時間(見せないこと)
*動画を視聴する場合は保護者と一緒に見ることを推奨
「語りかけ」育児/サリー・ウォード(著)
1歳までは全く見せずに、1〜2歳では30分以内の視聴にとどめておく。
ここで解説すると少し長くなりますので、興味のある方は詳しく解説しているこちらの記事を読んでみてください。


年齢やレベルに合わせて「見せる動画」を変える
次に、子ども成長やレベルに合わせて見せる動画の内容を変えていく必要があります。
例えば次のような感じです。
- 「童謡やアニメ」で、英語の音やリズムを覚える。
- 文字に興味を持ち始めたら、「フォニックス動画」も見せる。
- 「子どもの興味のあるテーマ」を扱った動画を継続的に与える。
- 子どものレベルに合わせて、徐々に難易度を上げていく。
おうち英語における「動画」の役割
また、「英語の動画」はおうち英語を進める中で、次の3つの役割を果たしてくれます。
- まずは「おうち英語への導入」として、
- 次に「フォニックス」を身につける手段として、
- その後は「英語で好きなものを楽しむ」ツールとして。
ですが、付き合い方が難しい取り組みでもあるので、後半のポイントを押さえながら進めてみてください。
「動画」の効果的な見せ方


「英語の動画」は工夫すると学習効果をあげられるポイントがあるので、いくつか紹介します。
まず、はじめて「英語の動画」をおうち英語に導入する際に、まず目標にするのは、
「英語の動画の時間」を、子供の生活ルーティーンの中に組み込むこと。
です。


オススメの方法は、
歯磨きや、着替えの間に5〜15分程度の動画を見せる。
お昼寝や、おやつ、夕食後の数十分を「英語動画の時間」と決めておく。
など、生活のルーティーンと関連づけて視聴タイミングを決めておくと、視聴時間が短くても子供が納得してみてくれます。


動画の流しっぱなしには注意!


動画を見せる際は、視聴時間(スクリーンタイム)も管理しておくことが大切です。
前述の通り、動画視聴による悪影響を受けるリスクがありますので、「かけ流し」のように流しっぱなしにしないよう注意が必要です。
アメリカ小児科学会(American Academy of Pediatrics:AAP), 2016年にガイドライン改定
- 2~5歳のスクリーンタイムは1時間まで
- 2歳未満は0時間(見せないこと)
*動画を視聴する場合は保護者と一緒に見ることを推奨


また視聴時間が長くなると、子どもが他の遊びをして創造力を発揮したり、絵本を読んだりする時間が短くなってしまうというデメリットも大きいです。



仕事や家事で手が離せない場合は、上のスクリーンタイムを目安に時間を調整するようにすると管理しやすいです。
日本語の動画コンテンツに慣れてしまっている子供の場合


おうち英語を始める時点で、「すでに日本語で動画を見せている場合」は、英語にシフトするのが難しいかもしれません。
その場合は、まず日本語の動画も含めて視聴をしない期間を設けて、その後に「動画は英語だけ」という形で再開する方法が有効です。


また、もう一つ効果的なのが、「子どもがまだ見たことのないアニメを英語で見せる」という方法です。
英語のアニメや教育番組には、世界的にヒットした魅力的な作品がたくさんあります。
また、その中には日本では知られていない名作も山ほどあります。(今となっては大人気のパウパトやナンバーブロックスも当時は英語版だけでした。)



「英語のアニメの方がいつも見ているのよりも面白い!」ということが一度わかれば、子供もハマってくれると思いますので、子供の気に入る作品を探してみてください。
オススメの動画コンテンツまとめ


最後に「具体的にどの作品を見せれば良いのか」についてですが、私たちが実際におうち英語で活用してきた様々な作品の中からオススメを紹介します!
オススメの良質YouTubeコンテンツ10選!
YouTubeで見られるものを中心に、「年代・レベル別」にオススメ作品を選んでいるので、まずはこの中から選んでみてください!


おすすめのフォニックス動画
オススメの「フォニックス動画」はこちらの記事で紹介しています。
YouTube Kidsの活用法についても解説しているので、ぜひ活用してみてください。


オススメの動画配信サービス


有料の動画配信サブスクリプションではクオリティの高いコンテンツが多数配信されています。
Youtubeなどで無料視聴できるものもありますが、視聴できる内容が限られていたり、コンテンツの数が少ないものがほとんどです。



有料と言っても月数百円〜数千円で見放題ですので、子どもが「ハマるコンテンツ」が見つかればコスパは十分に高いです。
オススメの動画配信サービス











